近所を散歩する野良猫を見てほっこりなんて事、皆さんも一度は経験があるはず。
どこででも見掛ける風景ですが、その野良猫はどこを生活の拠点としているのか気になった事はありませんか?
今回は空き家が抱える野良猫被害をご紹介します。
ボランティアの方が野良猫のお世話をしっかりとしているという地域も以前よりは大分増えていますが、
それでも野良猫被害に悩まされている地域もまだまだ多くあります。
見る分には可愛い野良猫ですが、生き物ですので糞尿被害や悪臭被害の原因にも。
そんな野良猫たちが安心して雨風を凌げる住処に、人が居ない空き家は打って付けなのです。
糞尿被害や悪臭被害は勿論ですが、縄張り争いの喧嘩で毎夜鳴き声で眠れない…といった被害も耳にします。
猫は自分の住処や自分のエリアにおしっこをかけてマーキングをするため、それが梅雨の時期に匂う…なんて事も。
建物の中で死んでいると腐敗し、悪臭を放ったりハエがたかったりと周辺への被害は重大となってきます。
また、最初は1、2匹だった猫が繁殖によりどんどん増え、1年後には10匹に増えていたという事例もあります。
こうなると周辺への被害は倍増しますので、対策が必要となります。
窓ガラスが割れ、壁が一部崩れた家屋は野良猫だけではなくホームレスが不法侵入出来る場所となります。
老朽化した建物は雨や雪、地震などによって倒壊する危険も孕んでいます。
また、台風によって割れたガラスが自分の家の方へ飛んで来ないか不安だと思う声も。
空き家の所有者が近くにいる場合には定期的に空き家管理をしてもらえば住み付かなくなる可能性もありますが、
所有者が遠く離れている場合、そう頻繁に訪れる事は難しいと考えられます。
その場合、敷地内へ入ったり野良猫を捕獲しようとはせず、保健所などへ相談をしましょう。
捕獲しようと傷付けてしまったり、殺してしまったりすると動物愛護法違反となる場合もありますので、
自分で対処しようとせず、まずは相談をして下さい。
今回は空き家と野良猫被害についてご紹介しました。
1匹では可愛い野良猫も、多く集まれば害獣被害へと繋がります。
周辺住民の方に迷惑をかけてしまう前に、定期的な空き家管理や活用法を考えましょう。
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